SONY KV-14AF1
サービスマンコマンドについて

【はじめに】

 本ページに記述している内容は私が独自で調査したもので、本内容に関してSONY株式会社にお問い合わせすることは御遠慮ください。
 また、本内容を元に操作して不具合生じたしても筆者は責任を負えませんので、あくまでも各自の責任において実施してください。
 

【サービスマンコマンドについて】

 SONYがどの様に呼んでいるのか判らないが、サービスマンの専用コマンドだという事から勝手にサービスマンコマンドと言わせて貰っていますが、要は調整用コマンドの事です。昔は調整用ボリュームを高周波ドライバ等で調整していたものだが、最近は完全にデジタル調整になっているのでボリュームを回す必要は無いかわりにコマンドでレジスタの値を変更して調整する様になっています。
 もちろん、KV-14AF1も同様でサービスマンコマンドモードに移ってレジスタを選択して値を変更する。
 

【サービスマンコマンドへの移行】

 サービスマンコマンドに移行するにはリモコンで電源を切った状態で次の操作を行います。

  『画面表示 -> (5) -> 音量+ -> 電源』
(画面表示ボタンを押した後、チャンネル部分の(5)を押して、次に音量の(+)ボタンを押して、最後に電源ボタンを押します)


でサービスマンコマンドに入ります。

そして、チャンネルキーの (1)/(4)で項目変更、(3)/(6)で値の変更となります。

 

【レジスタの値】

各レジスタは次の様な内容になっています。

項目

種別

No

状態

変更後1

変更後2

AFMD

VP

0

0

G

.

.

VPOS

VP

1

30

G

27

32

VSIZ

VP

2

22

G

13

20

VSCOR

VP

3

3

G

.

.

VLIN

VP

4

7

G

.

.

HPOS

VP

5

10

G

14

9

HSIZ

VP

6

50

G

39

43

AFBW

VP

7

7

G

.

.

AFAG

VP

8

5

G

.

.

TRAP

VP

9

7

G

.

8

PAMP

VP

10

13

G

.

14

UCPN

VP

11

30

G

.

.

LCPN

VP

12

31

G

.

.

VSCR

VP

13

31

G

.

.

VASP

VP

14

47

G

.

.

UVLN

VP

15

0

G

.

.

LVLN

VP

16

0

G

.

.

ZOOM

VP

17

0

G

.

.

HBLK

VP

18

1

G

.

.

LBLK

VP

19

15

G

.

.

RBLK

VP

20

2

G

.

.

EHT

VP

21

7

G

.

.

HSS

VP

22

0

G

.

.

VSS

VP

23

0

G

.

.

HMSK

VP

24

1

G

.

.

RAMP

VP

25

16

G

.

.

GAMP

VP

26

10

G

.

.

BAMP

VP

27

12

G

.

.

RCUT

VP

28

8

G

.

.

GCUT

VP

29

9

G

.

.

BCUT

VP

30

7

G

.

.

SCOL

VP

31

10

G

.

.

SHUE

VP

32

12

G

.

.

SBRT

VP

33

7

G

.

.

CBPF

VP

34

1

G

.

0

CTRP

VP

35

1

G

.

.

COFF

VP

36

0

G

.

.

SSHP

VP

37

8

G

.

.

項目

種別

No

状態

変更後1

変更後2

SHPF

VP

38

0

G

.

.

PREL

VP

39

1

G

.

0

GAMM

VP

40

1

G

.

.

ABLM

VP

41

1

G

.

.

VTH

VP

42

1

G

.

.

DYCL

VP

43

1

G

.

.

YDC

VP

44

1

G

.

.

RON

VP

45

1

G

.

.

GON

VP

46

1

G

.

.

BON

VP

47

1

G

.

.

CDMD

VP

48

3

G

.

.

HOSC

VP

49

8

G

.

.

FSC

VP

50

1

G

.

.

VMLE

VP

51

1

G

.

.

VBLK

VP

52

0

G

.

.

VOL

OP

0

0

G

.

.

OSDH

OP

1

3

G

.

.

OVPV

OP

2

85 142

G

.

83 142

OVPC

OP

3

63

G

.

.

AGCH

OP

4

12

G

.

.

AGCL

OP

5

2

G

.

.

BCH1

OP

6

11

G

.

.

BCH2

OP

7

9

G

.

.

BCH3

OP

8

7

G

.

.

BCH4

OP

9

5

G

.

.

ASHT

OP

10

0

G

.

.

CPWR

OP

11

0

G

.

.

AV

OP

12

1

G

.

.

XEOF

OP

13

1

G

.

.

CMOF

OP

14

1

G

.

.

ABLE

OP

15

1

G

.

.

VMIO

OP

16

1

G

.

.

NS

OP

17

1

G

.

.

V3S

OP

18

0

G

.

.

INPG

AP

0

0

G

.

.

MID

AP

1

7

G

.

.

BASS

AP

2

6

G

.

5

TRE

AP

3

4

G

.

.

注:変更後2は『VIDEO ESSENTIALS』というDVDで各種調整を行った後の変更点です。


【レジスタの値について】
 レジスタの値自体はメーカーが出荷時に個別調整している為、この値がメーカーデフォルトとは限りません。従いまして、個体によって値が違う可能性がありますので、万が一値を変更される場合はあらかじめそれぞれの値を控えておかれると良いと思います。このページをプリントアウトして御利用戴いても結構だと思います。
 
【レジスタの値の変更ついて】
 レジスタの値を変更してもそのまま電源を切れば元に戻ってしまいます。そこで、レジスタ値を不揮発性メモリに書き込む必要があります。
 その為には、

  『消音 -> (12)』(消音キーを押した後、チャンネル部の(12)を押す)

 でメモリに書き込まれます。
 
【なぜサービスマンコマンドが必要だったか?】
 なぜサービスマンコマンドが必要だったのかというと、画面に表示される領域がパソコン等のビデオキャプチャーに比べて狭いのが気になったからです。もともと一般のテレビはオーバースキャンといって画面表示領域よりも多めにビデオ信号を表示して同期信号近辺の不要な信号を画面に出さない様にしているのですが、その為に若干ケラレてしまうのです。そこで入っている部分はできるだけ全部みたい、見えないと勿体無いという貧乏性からなんですけどね。(^^;
 
補足:ビクターAV-28WX2の場合
このワイドテレビの場合は、次の様にしてサービスマンコマンドモードに入る事が出来ます。

1.オフターマーを30分にする。(これがミソ)
2.メニューボタンを押して、(12)を押す。
3.「キーを押さないでください」というメッセージが出ている間にチャンネルの(+)/(-)を押す。

すると、画面下にレジスタ名と値が表示されます。

チャンネルの(+)/(-)キーで項目の変更、音量の(+)/(-)キーで値の変更になります。
そして、最後に「消音」キーを押すと不揮発性メモリに書き込まれます。
ただ、このモデルの場合は、レジスタ名がA01〜12,S01〜10,F01〜42とそれが何を指しているのか判らないのが問題かも。まぁ、ある程度触れば判る内容もあるので、判る範囲で触るのが無難だろう。

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text by loose@aic.gr.jp

1999.10.30 1st
2000.04.20 update
2001.11.24 update

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