Netscape Mailの設定方法

第1版 1997.08.11


はじめに

 今やインターネットと言えばWWWが一番に挙げられる程Webがもてはやされておりますが、実はE-Mailと言われる電子メールも派手では無いですがとても役に立ち、仕事ではもはや電子メールは無くてはならない存在にすらなりつつあります。現在、どこの会社でもFAXは常識の様に置かれていますが近い将来それと同じ様に電子メールもどの会社にも届く様になるのでは無いでしょうか。

 そこで、今から電子メールに慣れておく必要があるのですが、WWWをブラウズした事はあっても電子メールを送った事が一度も無い方、是非このページを参考にして電子メールを使える様になってみてはいかがでしょうか?

環境について

 メールを使うにはメールツールが必要になります。Macintoshの世界ではEudoraProやクラリスメール等の市販ソフトは多くのシェアウェアソフトやフリーソフトがありますので、それらを使用しても結構です。しかし、1週間に1通程度や1カ月に数通程度のメールを行うのにそう言ったメールツールを購入するのに抵抗のある方も居られでしょう。

 ところが、ブラウザにNetscapeをお使いでしたら実はメールツールもただで使うことが出来ます。

 そこで、本ページでは Netscape Navigater 3.01[J] に付属しているMailツールをモデルに書いて見たいと思います。従いまして、他のツールの場合は画面が違うかも知れませんがだいたい同じ様な意味合いの項目があると思いますので、参考にして戴ければ幸いです。

セットアップ

 まず、Netscapeを立ち上げましょう。そして、オプションメニューから「メールとニュースの設定...」を選んで下さい。

オプションメニュー

 すると下の様なウインドウが出てきます。ウインドウの上部には「表示」「作成」「サーバ」「個人情報」「構成」というしおりみたいなのが出ていますね。これがタブと呼ばれるもので、クリックするとその該当ページが一番上に出てきます。

  • メッセージおよび記事の表示に使用するフォント
    一般的に電子メールで使用するフォントは等幅フォントを使用します。理由はプロポーショナルフォントの場合は使用するフォントの種類によって文字の幅が異なり、送信者が意図したイメージで伝わらないからです。(スペースですらフォントによって違う)
  • '>'ではじまる引用部分は次の書式で表示されます
    これはメールに対し返信を行った際、元メールが'>'付きで引用されるときに表示される書式を指定するもので、送られるメールには影響されません。つまり、返信メールを書いている時のウインドウにだけ影響されるものです。
  • メールの枠の設定
  • ニュースの枠の設定
    上の2つはメール・ニュースのウインドウの枠の分割をどうするかという指定でこれらは好みにより設定すれば良いでしょう。
      で、メールの送受信に必要のなのは実はここではなく「サーバ」というタグに有りますので、早速「サーバ」をクリックしましょう。

  • メール送信(SMTP)サーバ
    メールを送信する際に接続するサーバーの事で、プロバイダに加入した際に多分郵送で送られてきた資料に載っている筈ですので、そのサーバのアドレスをそのまま入力してください。プロバイダによってはSMTPサーバと言ったりMailサーバと言ったりする場合があります。
  • メール受信(POP)サーバ
    これはメールをチェックする際に使用するサーバの事で、こちらもプロバイダからの資料に掲載されている筈です。
  • POPユーザID
    POPアカウントの事で、一般的にはユーザ名が使用されている場合が多いと思いますがプロバイダによってはダイヤルアップアカウントとは違うユーザ名を使用している場合があるかも知れませんので、こちらもプロバイダからの資料を良く読んで下さい。
  • メールディレクトリ
    受信したメールをどのフォルダーに保存するかを指定します。右側の参照ボタンをクリックしてフォルダーを指定してください。デフォルトでは「システムフォルダ->初期設定->Netscape->メール」フォルダが指定されています。そのままでも結構ですが、出来ればシステムフォルダ以外のメール専用のフォルダを指定した方が良いでしょう。
  • 最大メッセージサイズ
    ここで指定したサイズ以上のメールの場合が受信しない様に出来ます。しかし、これを行うと大きなメールが来たときに受信しないためいつまでもプロバイダ側のメールサーバーにそのメールが残ってしまう事になるので、出来ればこの設定は「なし」にした方が良いでしょう。
  • メールをサーバからローカルディスクにコピーしたとき
    テスト的に運用する場合はサーバに保存しておく事も必要ですが、運用が安定すれば「サーバから削除する」にして下さい。でないといつまでもサーバのディスクを占有してしまう事になりますから。
  • メールの確認
    ダイヤルアップの場合はメールの確認は「なし」にする必要があります。でないと指定時間毎にサーバに接続に行ってしまいます。
  • ニュース(NNTP)サーバ
    こちらは、ネットニュースを使用するときに必要で、こちらもプロバイダからの資料に載っていると思います。
  • 同時に取り出すメッセージ件数
    これはあまり多くを指定するとメッセージの読み込みに時間がかかってしまいますので、とりあえずはこのままで良いでしょう。もし、本当に最新のしか必要でなければ100とか50にすると読み込み時間がそれだけ短縮されます。
      次に個人情報のタグをクリックします。これは送ったメールが誰からのメールか特定するために必要です。

  • 名前
    電子メールのヘッダと呼ばれる部分にはその送った人の本名に相当する項目があり、そこに入るのがここで入力する文字列です。出来るだけ本名を入れる様にしましょう。その際、出来るだけローマ字で入力するようにしましょう。最近のメールツールの多くはサブジェクトには漢字を通す様にはなりましたが、その他のヘッダでは漢字を通さないメールツールもありますから、そういったメールツールで漢字の本名が来た場合文字化けが発生して正しく読めない場合があるからです。
  • 電子メールアドレス
    これは自分のメールアドレスを入れてください。
  • 返信先アドレス
    ここがブランクの場合は上の電子メールアドレスに返信が来ます。それ以外のアドレスに返信が必要な場合はこちらに指定して下さい。但し、メーリングリスト等に送る場合は返信先アドレスを入れると迷惑になったりする場合が有りますので、気を付けましょう。
  • 組織名
    会社等のメールでは組織名を入れる場合がありますが、個人で使用する場合は不要でしょう。
  • 署名ファイル
    署名とはメール文書の最後につけるもので一般的には2から4行程度のシンプルなものが好まれます。テキストファイルを作ってそれを参照ボタンで指定すると簡単でしょう。
  • インターネットコンフィギュレーションシステムを利用
    InternetConfig等で指定した名前やアドレス等を利用する場合にはここをチェックしてください。
     
    以上で、設定は終わりですので、[OK]ボタンを押してウインドウを閉じましょう。
    そして、ウインドウメニューから"Netscapeメール"を選びましょう。
    ウインドウが開くとすぐにメールサーバーに接続に行きますが最初に下のウインドウが出てきます。これにはメールサーバのパスワードを入力して下さい。

長い間お疲れさまでした

以上で設定は終わりです。

しかし、まだ確認は出来ていませんね。では確認しましょう。

  1. まず、Netscapeを起動させてファイルメニューから「新しいメールの作成」を選択しましょう。
  2. すると「メッセージの作成」という小さなウインドウが出てきますので
    • 件名:メールテスト
    • 宛先:自分のメールアドレス
    • そして、下の本文の所に「はじめてのメールテスト」
    とでも入力して一番左側の「送信ボタン」を押します。
  3. そして、しばらくしてからウインドウメニューから「Netscapeメール」を選択してメールウインドウを開き、一番左側の「新しいメールの受信」ボタンを押します。
  4. すると、メールサーバーに接続にいって、先ほど送ったメールが届いてきちんと書いた内容が書いていれば正解です。後は、ヘッダの内容を詳しくチェックすれば良いのですが、この辺りになると慣れていないと難しいかも知れませんね。

    そこで、こういった文章を書いた責任上、私があなたのメールをチェックして上げましょう。

    多分、今あなたはブラウザを使用してこの画面を見ていると思いますが、上記の設定が終わったら下のボタンを押して見てください。多分Netscapeならメールのウインドウが開きますので、件名の所に「テスト」と、本文の所に出来れば本ページの感想を書いて送信ボタンを押してください。そのまま私の所に届きますので、チェックしてから返信して差し上げましょう。

送信テスト



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Last update : 1997.08.11