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No.102『オーバン・スターレー
サーズ』
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寄宿学校に預けら
れている少女、エバ。彼女にはこの学校に来てから10年間、一度も肉親が面会に来た事は無かった。
母親は残念ながら事故で亡くしたが、父親はテレビにも出る程有名な
レースマネージャーとして活躍しているのに、、、だ。
15歳の誕生日にもお祝いの言葉すら届かない事に我慢出来ず、寄宿学校を抜け出し父の働いているピットを訪れたエバ。
期待と不安を持って、恐る恐る父に対面した彼女に発せられた父の言葉は、エバを落胆させるものだった。そう、父はエバとは気付かなかったのだ。
そんな父に名前を聞かれ、動揺して本名を明かせず、咄嗟に後ろのポスターからヒントを得て「モリー」と名乗ってしまったエバ。
しかし、エバはメカにも精通していた為、運良く整備士として父ドン・ウェイの元で働く事が出来た。
そうこうしているある日、地球の運命を賭けた『オーバン・スターレース』にドン・ウェイ率いるチームが参加する事になったのだが、そこには・・・
という感じで始まるこの作品は、SF版レース物です。レースというよりもラリーに近いかな?
各星系の選ばれた人種(?)たちが、毎回指定されたフィールドにおいて、チェックポイントを速く通過すれば勝ち。という形でレースが行われます。
勿論、武器等の使用も許されている様ですが、物語的に相手を死滅させたりするような野蛮な物ではありませんでした。
この作品で特徴的は、そのキャラクターの絵柄です。一目で判るのは鼻が無い事。
鼻の無いキャラクターに最初は違和感を感じますが、すぐに慣れます。
次に、目に行くのはキャラクターの顔の紋様と父ドン・ウェイの髪型でしょう。
いったい、どうやったらあんな髪型(模様)が出来るのか・・・考えれば不思議でなりませんが、見ているうちに全然違和感が無くなってくるのはどうしてな
んでしょう。
もう一つ、この作品で特徴的なのはそのオープニング。
美しい映像にフィットしたおおらかでダイナミックなオープニング曲は、作詞が岩里祐穂、作曲があの菅野よう子。そして歌っているのはAKINO。
この曲は本当に素晴らしいです。
ちなみに、エンディング曲も菅野よう子と岩里祐穂で作詞を、菅野よう子が作曲を担当しています。
実は、この作品ではもう一つ特徴的な事があります。
それは、この作品が日仏合同作品だという事。
その為、監督を始め、幾つかのスタッフとしてフランス人が担当しています。
ただ、絵コンテとかアニメーションキャラクタデザイン等は日本人が担当している為、海外の作品というより、日本の作品という感じを受けます。
作品の多くの場面で3D-CGが使われているのですが、動き等は非常にリアルで、充分重さを感じる事が出来、下手な日本の3D-CGよりよほど上手く出
来ています。
この作品は、NHKの衛星アニメ劇場にて2007年10月から放送され、つい先日最終回を迎えたばかりで、まだDVD化されていない為、レンタルで見る
事が出来ません。
しかし、安心して下さい。
トゥーン・ディズニー
JETIXにて2008年4月7日(月)から毎日23:00から放送されるそうです。
という事で、もし興味の有る方は一度ご覧になっては如何でしょうか?
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- <関連サイト>
公式サイト (http://www.dot-anime.com/tb/tb_oban/)
トゥー
ン・ディズニーJETIX (http://www.disneychannel.jp/jetix/program/anime/oban/index.html)
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- <商品情報> (
Amazon.co.jp の商品ページへJumpします )
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2008.04.01
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